安全のために

必読!重要情報。1.湿原までは足場が悪いためトレッキングシューズか長靴を推奨。2.湿原までは滑りやすい坂が多く、木道は一部区間のみ。3.湿原までは片道30分近く歩くので一定の体力が必要。必ず下記内容もご一読の上、お出でくださいますようお願いします。

安全のために

桑ノ木台湿原は、鳥海山の3合目付近の標高約690mに位置しています。
気温は高度が100m上がるにつれ、約0.6度下がりますので、桑ノ木台湿原では、由利本荘市中心部より約4度ほど気温が低くなります。
また、鳥海山エリアの中では、比較的低い所に位置していますが、事故などの緊急時に救助が訪れるまでには、それなりの時間がかかります。 桑ノ木台湿原を訪れる場合は、余裕のある計画と装備でいらしてください。

装備・服装

1.靴

足首をしっかりとガードしてくれるミドルカットやハイカットの登山靴やトレッキングシューズなどが歩きやすく適しています。
ただし、雨が降った後は、歩道がぬかるみとなる場合があるので、スパッツ(ゲーター)を使用するか、長靴をおすすめします。

2.シャツ

長袖で襟のあるボタン留めのシャツが適しています。日差しを遮ったり、急な気温低下、虫刺されの防止にも対応できます。

3.下着

速乾性素材の下着が適しています。綿の下着は汗をかいた時に乾きにくく、体が冷えて体力を消耗しやすくなります。
鳥海山は10月中旬には初冠雪を観測しますので、季節や天候に合わせた下着をお選びください。

4.雨具

雨具は上下に分かれたセパレート型のレインウェアが適しています。高価ですがゴアテックスなどの防水透湿素材を選択すると快適です。
頭から被るポンチョ型の雨具は、強い風雨時に雨が吹き込み濡れてしまいます。
風がないときは、傘でも対応できますが、濡れた木道は滑りやすく、万一の転倒の際に両手が空くレインウェアの方をできるだけご使用ください。
また、傘の場合は、ブナ林内の枝等が張り出しているところを通過するときや湿原内の植物が張り出しているところでは濡れる場合もありますので、ご理解の上ご使用ください。
(雨や霧など、天候が悪い時の山行は、お止めください。雨具は、予想外の天候急変へ対応するための装備です。また、推奨する雨具は、セパレート型のレインウェアで、傘の使用を推奨しているわけではありません。)

5.帽子

帽子は熱中症の予防や木の枝などから頭を保護する役割があります。ハット型の帽子は、弱い雨であれば、頭や顔を濡らさない役目も果たします。
また、秋など寒い時には、頭の防寒具としても役立ちます。

6.クマよけの鈴

鳥海山には、ツキノワグマが生息しています。特に桑ノ木台湿原の周辺にはブナ林が広がっていますので、念のためにクマよけの鈴をご用意ください。
また、クマよけにラジオを鳴らしている方がおりますが、高原の音や静けさを楽しみたい方も訪れますので、ラジオ等の使用はご遠慮ください。

7.ライト

不慮の事故や予定の遅れ等で日没までに戻れない場合、ライトがあると便利で安心です。可能であれば、両手が自由になるヘッドライトがおすすめです。
特に秋は予想外に早く暗くなりますので、ライト類をお持ちすることを強くおすすめします。

8.水・食料

桑ノ木台湿原には売店や自動販売機はありません。必要な飲み物と食料(行動食等)は、事前にご用意ください。
なお、弁当などを食べることのできるベンチや休憩所等はありませんので、コース途中では、行動食以外のお食事はおやめください。
また、ゴミが出た場合は、ほかの荷物と一緒に自宅までお持ち帰りください。特に食料などの生ゴミや容器を安易に捨てるとクマを呼び寄せることになりますので絶対におやめください。
飲み物は、スポーツドリンク等でも構いませんが、水があるとケガをした場合の洗浄などに使用することができます。

ケガ防止

  • 木道は濡れると滑りやすくなります。十分にお気を付けください。
  • 木の枝などが道に張り出している場合があります。枝等をよけるときは、自分自身はもちろんですが、後ろの人にも十分お気を付けください。
  • 刺されると腫れたりする虫もおります。虫除け等で十分対策をとってください。
  • 走ったり、ふざけたりしないでください。ケガのもととなります。