魚形文刻意志(鮭石)

2010/2/22 21:40 投稿者:  管理人
 矢島地域では、7カ所から魚の絵が刻み込まれた石が見つかっています。魚形文刻石(通称 鮭石)とも呼ばれ、30cmから1m前後の自然石に魚形を刻んだ石の総称です。これは縄文人が鮭の豊漁を祈ったものと考えられ、現在は県の有形文化財に指定されています。大昔から「石の文化」があったことをおしえてくれます。

 前杉の魚形文刻石は、直径1.5m、短径90cm、厚さ45cmの安山岩の自然石で、昭和6年(1931)前杉の丘陵の中腹から発見された。この石には多くの魚形が線刻されて、このうち12匹が判然としています。大きさは最大52cm、最小10cm。鰓はわずかにカーブし、口はこれまで直線、目は丸点、尾は撥形と、一見象徴的ですが、すこぶる雄渾なタッチです。昭和28年(1953)付近を発掘調査した結果、組石2基、石器、縄文中期の土器などが発見され、縄文時代中期のものと考えられています。線刻に使用した利器は、石小刀であったと見られています。この他にも県指定が3個あります。

矢島町郷土資料館内に展示
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魚形文刻石
魚形文刻石
地図

住所由利本荘市七日町字羽坂64-1